「夜のピクニック」 恩田 陸
ぱばねさんお薦めの「夜のピクニック」読みました。 http://mp.i-revo.jp/user.php/bxxelzjt/entry/220.html 第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞を受賞している作品です。 舞台は、ある高校

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「夜のピクニック」 恩田 陸

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ぱばねさんお薦めの「夜のピクニック」読みました。
http://mp.i-revo.jp/user.php/bxxelzjt/entry/220.html (new window)

第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞を受賞している作品です。

舞台は、ある高校(モデルは水戸一高)の「歩行祭」という伝統行事です。
全校生徒が一昼夜をかけて80キロを歩く「歩行祭」。(ちなみに、私の通った高校にも40キロ歩く行事がありました。)
どこかへ行くために歩くのはではなく、ただ歩くために歩くという変わったイベントです。
朝、学校を出発して、翌朝、また学校へ帰ってくるまで、お喋りしながら歩いているだけの小説です。

でも、これが面白いのです。
物語は、3年生の甲田貴子と西脇融を軸に回ります。異母兄妹の二人は同級生でありながら、その微妙な生い立ちのせいで、互いに無視を続け、一度も話をしたことがありません。
そんな二人の関係が「歩行祭」の一日で、、、、そんなお話しです。
普通に考えたら、とても単調そうに思える小説ですが、ちょっとした謎や高校生のみずみずしい会話に引っ張られ、最後まで飽きません。
高校時代のイベント時に感じる、微熱のようなテンション高さ(文化祭前夜の雰囲気というか)や、噂話や打ち明け話に興じた時間(修学旅行の夜の雰囲気というか)を再体験させてくれる小説で、心地よいノスタルジアに浸れます。

読了された方の中には、「実際の高校時代は、こんなに爽やかじゃなかった」とか、「登場人物が賢くて優しすぎる」とか、そんな感想もあるかと思うのですが、それは、アナタが汚れてしまったということで。。。
現役高校生よりは、高校時代が美しい過去になった大人におすすめします。
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ザネリさん
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