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この女、ただの女豹やないな・・・。
悪女2部作と呼ばれる「白夜行」「幻夜」。
固有名称は違い別の物語という扱いもあるが、「白夜行」の続編として「幻夜」がある。
この方法はちょっとすごい。ひとつぶで2度おいしい。
ちなみにその前編・後編の分岐点となるスイッチは、阪神淡路大震災だ。
どちらから読んでも、もう一方は絶対読みたくなる。
「白夜行」はミリオンを突破している。
作者いわく、それぞれ美冬・雪穂ともに、理想の女性像だという。
男は影で女のために、死ぬ思いで暗躍する。女は実社会で輝く。
2人で1人、一心同体。ともに完璧なやり口。
と言葉にすればとても陳腐。
だが・・・わかる!わかる!その気持ち。その魅力は表現しようがない・・・強いて言うなら「好きだー!!」という気持ちだろうか。すいません、バカな男だ。。。
男を養分に華々しく咲く花のよう・・・ベタベタ!な表現に勘弁。
こんな女性がいたら、もうどうでもいいや!呑みこまれたい。呑みこませてくれ。
その血となり肉となりたい、願望。骨太な情念でもって、高みを見上げている。
おそらくドラマで「白夜行」を見た人がこの小説を受け入れられるかは微妙。長いし。
しかも、ドラマは純愛ものとして描かれている。原作で描かれなかった雪穂・亮二の接触部分を前面に打ち出してある。
<ここで勝手にキャスティング>ドラマでは綾瀬はるか、山田孝之
美冬・雪穂 … 麻生久美子・葉月りおな
亮二・雅也 … 長瀬智也