marble -Re Edition-リリース記念全曲紹介☆
本日『marble -Re Edition-』がリリースされました! 初めてこのアルバムを耳にする人もいるかもしれないので説明します。 『marble -Re Edition-』は4年ほど前に僕が初めて作ったアルバム『ma

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marble -Re Edition-リリース記念全曲紹介☆

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本日『marble -Re Edition-』がリリースされました!

初めてこのアルバムを耳にする人もいるかもしれないので説明します。

『marble -Re Edition-』は4年ほど前に僕が初めて作ったアルバム『marble』の再リリース盤です。
『marble』は僕がBEMANIシリーズに関わるようになってから2005年までの間に作った曲の中から
ファンの皆さんからアンケートを募り、収録曲を決めて作ったものです。
今回の再リリースにあたり、『marble』から一部収録曲が変更となっており、
新録として『おもちゃばこのロンド~ぬくもりの記憶』が入っています。

なお、新録曲『おもちゃばこのロンド~ぬくもりの記憶』は
KONAMI♪MUSICフルの方でも今日から配信しておりますので宜しくお願いします!
http://mf.573.jp/ (new window)

さて、自分にとっては非常に懐かしいこのアルバム。
色々と恥ずかしかったりもするんだけど、やはり思い入れは深いですね。

って事で!

今日は当時を思い出しつつ、あらためて1曲1曲をコメントしようと思います!
今回Re Editionを買って下さったみんなだけでなく、CDを以前買って既に持っているみんなも
曲を聴きながらお付き合いしてくれたら光栄です。

1.The end of my spritually(beatmania IIDX 9thstyle)

今聴いても新鮮な感じがします。
原曲は退廃的な世界をいかに表現するかというコンセプトがあり
歪んだ空間の中に断片的な美しさを出すという作り方をしたのですが
加藤さんによるリミックスは透明で非常に純粋な心象風景という感じがします。
この曲、実はアルバム発売直前に開催された「beatmania IIDX secret LIVE 2 Trip Wonder Organize」
で僕のセットの初っ端で初披露したんですけど
流した途端に会場の皆さんがポカーンとなってしまったのも今は良い思い出です(笑)

2.jet coaster★girl(GUITAR FREAKS 7thMIX & drummania 6thMIX)

まさにLOVE&POPな感じな曲。
この曲を作った当時、ギタドラをメインに活動してたのですが
当時のギタドラは男らしくハードな曲調を皆作っていて
僕はポップでかわいい曲の担当でした。
そういう状況の中、この曲はギターもドラムも激しめであるので
ギタドラというゲーム性を考えた上での一つのかわいい系の完成形だったのかなあと自分では思います。
かわいい+激しいというコンセプトはその後の僕の曲にもしっかり引き継がれていると思います。

3.Marmalade Reverie(beatmania IIDX 7th style)

Orange Loungeの中で一番のお気に入りを僕自身が選べと言われたら
この曲かアルバムには収録されてないのですが『Orange AIR-LINE』になります。
今でも、僕が素直に曲を書いたらこういう曲になりますね。
サウンドは大好きな60年代のラテンジャズをイメージしています。
リラックスしたい時に是非聴いてほしい曲です。
ピアノを弾ける人は耳コピにチャレンジしてみて下さい!

4.Brazilian Anthem(GUITAR FREAKS 6thMIX & drummania 5thMIX)

この曲はやっぱり、ローズですね。
ローズ(Fender Rhodes)は勿論今でも一番好きな楽器なのですが
昔はあらゆる自分の曲に節操なく入れていました。
あのNick Boysの曲にもローズをバリバリ入れてるくらいです。
ゲーム収録バージョンは鍵盤はローズでなくピアノで、もうちょっと荒削りなサウンドなのですが
このくらいのテンションで滑らかに進むブラジリアンサウンドの方がやっぱり好きですね。
こういうスムースなサウンドは後に出る『Tizona d'El cid』に引き継がれてます。

5.にゃんだふる55(GuitarFreaksV & DrumManiaV)

かわいい声+本格的なビックバンドというスタイルはありそうでなかったと思います。
本格的なジャズと、かわいいとかポップという感覚はなかなか交り合う事がなかったからかもしれません。
ジャズの歌といえばビリー・ホリディやサラ・ボーン、それからアル・ジャロウのように
技巧や歌唱力に長けている人が多く、皆迫力があったり強いオーラを感じたりするので
彼らはかわいい系か?と問うと、それは多分違うと思います(笑)
そういう事を思いながら、くりむさんボーカルに羽毛田さんの本格的なビックバンドアレンジを
して頂いたら良い感じにマッチしたものが出来たのです。
こういうオーソドックスなビックバンド調な曲は
最近では『誰が為に陽はのぼる』を作った事が記憶に新しいです。

6.CHOCOLATE PHILOSOPHY(GUITAR FREAKS 8thMIX & drummania 7thMIX)

こちらもジャズワルツ+かわいいというにゃんだふるに近いコンセプトを持っています。
にゃんだふるよりはジャズ色は薄いのですが、途中のピアノのアドリブや質感は
ジャズ的なアプローチをしています。
思えばBEMANIシリーズで僕がガッツリ3拍子な曲を書くのはこれが初めてでした。
その後3拍子の曲を沢山書いて(恐らくBEMANIアーティストでは一番書いていると思います)
最近では『リンゴロジック』のようなトリッキーな3拍子も書きましたが
この曲のようなオーソドックなスタイルの3拍子はやっぱり自分の中で一番しっくりきますね。

7.Reaching for the Stars(GUITAR FREAKS 11thMIX & drummania 10thMIX)

最近ではギタドライブで披露した事が記憶に新しいジャズソウル系の曲です。
原曲はアシッドジャズっぽい感じだったのですがこのアルバムでは
すっかりIIDXの顔となったDJ YOSHITAKAことよし君が
まだフレッシュマンだった頃にアレンジしてくれました。
よし君はブラジリアンやブラックミュージックが好きなので
このアレンジにもそういう面が顕著に出ていると思います。
このリミックスで意気投合して僕とよし君とはこの後にCaldeiraというユニットをやろうって事になりました。
このCaldeira、最近お目にかかる事が無いと思いますが…実はちゃんとしっかり活動してます!

8.Twinkle Star(GUITAR FREAKS 9thMIX & drummania 8thMIX)

こちらもギタドライブで演奏しましたね。
『Reaching for the Stars』も『Twinkle Star』もバンドでやると楽しい曲だと僕は思います。
特にベース担当の人は楽しいんじゃないかな。
ゲームバージョンとほぼ同じに聴こえるんだけどBメロのコード進行が変わっていた事に気付いたかな?
このBメロの半音下降のコード進行(Bb△7→Am7→A△7→Gm9)は
アシッドジャズなどのジャンルで黄金コードとされていて、色々な曲で聴くことができます。

9.Implantation(drummania 2ndMIX)

記念すべきBEMANIデビュー曲ですね。
実は最初僕はずっとこの路線(ダークなトランス)で行こうと思っていたのですが、
コナミにはこの路線でもっと素晴らしい人がいました。
そうです、みなさんご存じのL.E.D.ことカクちゃんです。
なので僕は『Mind Parasite』というこの曲の兄弟的な曲を書いた後に
路線をガッツリ変更して、以降はゴアゴアしたトランスは書いてませんね。
でも、たまに書きたくなるので『Gamelan de Couple』や
次に紹介する『カゴノトリ』のように一要素としての形で出ています。
最近は書いてないなあ…。

10.カゴノトリ(GUITAR FREAKS 10thMIX & drummania 9thMIX)

実は和というのも自分の好きなスタイルで、
この曲の後に『明鏡止水』や『凛として咲く花の如く』と和風曲路線は違ったスタイルで続きます。
カゴノトリは僕の曲の中では相当マニアックな世界観の曲だと思います。
ダークな世界と儚いボーカルと意味深な歌詞
ピアノも完全に感覚で弾いていて自分でも何の和音なのかわかりません(笑)
記憶に新しいところでは、IIDX DistorteDの『カゴノトリ~弐式~』でしょうか。
弐式の方はこのアルバムに近い音となってます。

11.空言の海(ee'MALL 2nd Avenue)

読み方は『むなごとのうみ』です。
この曲は歌詞が非常に奥深くてせつなくて好きですね。
ギターの激しい音がより一層悲しみをかきたてるような感じで
こういう感覚はポップン16のSorrowsにしっかり引き継がれています。

12.LOVE IS ORANGE(beatmania IIDX 8thstyle)

Orange Loungeの代表曲です。
アルバムを作る時に行ったファンの皆様からのアンケートで1位の曲でした。
原曲はドラムン・ジャングルっぽいリズムにシャンソンを乗せるという
Orange Loungeの特徴とも言える曲調だったのですが
アルバムバージョンでは非常におフランスを感じさせる室内楽風なアレンジとなっています。
この曲の持つせつない感覚は後の『Blind Justice』や『みずうみの記憶』に受け継がれていますね。

13.おもちゃばこのロンド~ぬくもりの記憶(pop'n music 14 FEVER!!)

このアルバムの目玉曲です!
アレンジャーの佐々木さんと何度もやりとりして完成した渾身の作品です。
原曲が第三者によって表現された、人形の悲しさであれば
こちらは人形視点のあくまでも閉じた世界の悲しい幸せの形だと感じます。
なので原曲よりもやや明るく、希望も感じられますが
それが一層悲しさを引き立ててるんじゃないかと思います。
素晴らしいアレンジだと思います!

14.Infinite(GUITAR FREAKS 8thMIX & drummania 7thMIX)

僕には珍しい男性ボーカル曲です。
この曲が生まれた経緯は、以前どこかで話たかもしれませんが
ギタドラでアンコール曲を僕が担当する事になって
当時のアンコール曲と言えば高難度、激しめ、テクニカルというボスっぽい感じ曲が多かったのですが
良く考えたらライブのアンコールって爽やかな曲が多いなと思い作った曲なんです。
なのでコンセプトはエンドロールですね。
そういう理由でこのアルバムでも最後を飾っています。

ぎゃーー!書き始めたら超長くなってしまいました…。
しかしこうやってまとめてみてみると、このアルバムの曲は以降の僕の曲のスタイルの原点
になっているものが多い気がしますね。
ギタドラの曲が多いというのも、当時ギタドラメインでやっていた事を強く思い出します。

ちなみに『marble』がリリースされた2005年当時の曲コメントはこちらです
http://10.184.55.37/customfactory/tomosuke_marble/comment.html (new window)

見比べてみると面白いかもしれません。
昔の曲紹介とか結構自分では恥ずかしいものがありますが、、、。

Re Editionのリリースは僕自身初心を振り返るという事でひとつの区切りになりました。
ということで、みなさんこれからも宜しくお願いします!

ではでは!
  • │2009-08-21 20:49:28│ カテゴリー:日記│ コメント(10)
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