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20時過ぎ、発車時刻の迫った新幹線に飛び乗る。
指定席は14号車の14番B席。
車両の中に入ると、指定席は乗客でほとんど埋まっている。
指定席は3人掛けの真ん中。
両サイドは既に乗客が座っているので、
真ん中はちょっと窮屈に感じる。
‘発車のベルがなったけど、
お弁当を食べるのはもう少し経ってからにしよう。’
東京駅の雑踏から逃れて、ほっと一息つく。
まもなく品川に着くと、さらに乗客が乗ってくる。
一人の男性客が、手に持った切符と座席の番号表示を見比べながら、
私の右隣の女性客に言った。
「すみません。この席取ってるんですけど。。。」
右隣の女性は座席の間違いに気付き慌てて立ち上がる。
‘あらら~、この人この席じゃなかったんだ。うふふ’
と思ったのもつかの間、
男性客の隣に連れ合いの女性客がいることに気付く。
‘あれ?乗ってきたの一人じゃないんだ。
待てよ?ってことは、私が座っているこの席は・・・?’
「え?私も席間違ってる?」
思わず出たその言葉に、カップルは揃ってうなづいた。
「すみません!」
私も慌てて立ち上がる。
右隣の女性と私、二人して席を間違っていたなんて!
あ~ん、恥ずかしい。
赤面しながら正しい席を確認すると、
14号車の14番なのに、何を思ったか12番に座っていたらしい。
なので、2列後ろの席に移動すると、
さっき右隣に座っていた女性もまた右隣に座るではないか!
‘なにそれ~?また隣じゃん。’
こんなことってあるのね。
恥ずかしさ紛れに出た言葉は、「二人で間違っちゃいましたね。」
女性はクスッと笑ってうなづいた。
他の乗客から見れば、
二人仲良く間違った席から移動してきたのに、
あんたら他人かよ!とツッコまれそう。
やっと本来の自分の席についたので、
お弁当を食べることに。
右隣の女性も食べ始める。
さっきの間違いのせいで、
名前も知らないその女性に、
どこか共犯者めいた気持ちが芽生えてくる。
ジーンズの私と対照的に、
女性はスーツ姿で堅実そうな印象を受ける。
私のおっちょこちょい振りは結構なものだけど、
こんな堅そうな人でも間違えるのね。
‘さっきは参りましたね’
とか、よほど話しかけようかと思ったけど、
迷っているうちに、いつの間にか眠ってしまっていた。
新幹線と言えば、
数年前、初めてグリーンを取ったのに乗り遅れてしまって、
結局普通の自由席に乗る羽目になったことがあった。
そうかと思えば、
指定席を取ったのに、既に誰かが座っているので、
車掌さんにそのことを伝えたら、
「あ~、それはこの3分後に発車する便ですね。」
と言われたこともあった。
おっちょこちょいもほどほどに。もうちょっとしっかりしなきゃね。
皆さんも指定席には気をつけて☆
P.S.
画像はグリーン車の中。
違う日に、久々にグリーン車に乗ったら、やっぱいいね~。ぜんぜん違う!
広いシートに静かな車内、
あと、なんか落ち着くなぁ~って思ったら照明が普通車と違って暖色なのね。
いいわぁ~ん。