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まぁ、ちょっとだけよ?
■タイトル
百舌谷さん逆上する 著:篠房六郎
■あらすじ
「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」
すなわち「ツンデレ」
金髪ツインテールの類稀なる美少女、百舌谷小音
不治の病であるツンデレを持病とする彼女が転校生としてやってきた
その時からイジメられっ子でしかなかった樺島番太郎の人生が大きく動き出す
真のドMに、僕は、なりたい――
ああ、彼等の人生に幸アレ
か?
■感想
三巻で個人的に化けたので
正直二巻までは、普通に適当に妙な設定でおもしろおかしくやってるなぁ、程度に思っていた
が、三巻で認識を覆されたので、今こうして書いている
正直騙されていたというより、自分こそ適当だったなと
ここ最近のマンガの中では、唯一自分の琴線にモロで触れえる話が出ていたといっていい内容だったわけだから
読み返してみれば、何故気づかなかったのかと思うぐらい
それほどにやはりこのネタというよりも、そもそもの認識が根強いのだろう
所詮は自分もそういう人間だよなぁと
少し話がずれるが、貴方はたとえばこんな話を聞いてどう思うだろうか?
何をやっても駄目な奴がいて、仕事を探して就くのはいいがことごとく短期間でやめていく
そして挙句の果てにこんな社会が悪いのだと嘆いて、仕事にも就かずブラブラと遊び呆け始めた
だが、そんな風に遊びまわることも続かず、最後には狂気に駆られたように暴れだし、傷害事件を起こしてお縄となった
後は順調に人生の坂を転がり続けた果てに、どうにもならないドン底で這いずるだけでいる
そいつのことを、貴方はどう思う?
素人意見なら十中八苦、「自業自得」やら「当たり前」、「だからどうした」なんて感想になるだろう
玄人意見だとしても、「背景がわからなければ何の言いようもない」だろうし「どうあろうが社会的観点から見れば云々」などということで、結局は似たような話になるだろう
特に大抵の場合ではなく、その人物の背景、実際の人柄というより個性、それすら言い訳もしようもないほど「想像通り」あるいは「それ以下」であるのなんて、確率的に高すぎる以前の問題だったりするわけで
なんともまぁ、くだらないクズの話でしかない
ただ一人、そのクズ本人にとっては別として
社会とは、存在した段階でそもそも何かを排他し排除するように出来ている
何故も何も、そうしなければ秩序、というよりも、ある一定の「居心地の良さ」なんてものは存在し得ないからだ
特に大多数にとっての
そうなれば一部の、特に害となる存在についての「それ」、社会の庇護下における恩恵は保障されなくて当然となる
そうであるのではなく、そうでなくてはならない
そうあるべきなのではなく、そうあらなくてはならない
平等、である時点でそこからは何も汲み取れないのだから
誰だってそうだ、皆だってそうだ、だから我慢しなくてはならないと、大小の差はあれ課されるべき重荷なのだと
だからその重量がとてつもなく大きい人がいても、それはそれでしょうがない
その人が悪いからしょうがないとしかなりえない
何故なら「同じルールの上で比べられているから」、その時点で平等なのだから、その後のことは「自己責任」でという「真の平等」を提示するから
その重さを受け入れてでも「自分でありたいというならば」、それは単なる「自画自賛」であり、それが逆に言えば代価なのだから当たり前だと
自分はそれに納得している
そうである世界とか社会が悪いとは思っていない
それもそれで良く出来たシステムだと思うから
問題は、ただ、そうであることすらないことだ
愉快犯の大量殺人鬼が「スカッとした」と笑っていれば、どうしたって怒りを買って当たり前
クソ野郎と罵るのも正当、最悪な奴だと思われても仕方ない、自分だってある種反吐が出ると思う
ただ、そこに一つないものがある
その代わりにそいつがそいつであることだ
それすら許せない、当たり前じゃないと、誰だって思うし叫ぶ
被害者、という名の、殺された人達に近しい人でなくても、そう思うから
思うようになっているから
まぁそれも、そういう奴ら自体がまったく同じ思考でやっているわけだから、自業自得というので正解なんだが
貴方は自分を誇れますか?
貴方は自分が好きですか?
貴方は自分でいたいですか?
そう聞かれて、貴方はそこで考えるだろうか
ようやくそこで考えるだろうか?
いつだって考えていないだろう、そもそも考えていないだろう、大半は
自分だってもちろんそうで、たまに考えて欝になるぐらいだ(いや、本当は毎日の日課に等しいですが・・・・ウツダシノウなので生きてます、天邪鬼
だってそれは大抵イヤで辛いことだから
だからそれすら考えない
考えないようにしている
そしてこれが重要なことだが、
考えないでいいようにだって、この世の中、社会ってものの中ではなれる
大抵の幸せな人というものはそういうもので、そうでなくても満足を得ている人なんて大半がそんなものだ
ただ、どうしたってそれすら出来ない奴もいたりはするわけで
それを考慮する価値なんてないし、そもそも大抵の人には考えてもらったて意味だってなかったりするけど
そういう存在もいるわけです
どうしたってそうでしかないものは確かにそこにいるんです
ただそれらにも救いはあって
それが自画自賛ってことなんだけれど
ああ、それすら出来ない世の中なんて
と、嘆き始めたらそれがそもそもで、どうしようもないんですが
でも、真剣に考え始めたら、おそらくじゃなく大半の人がそうであるから
困ったもんですどうしましょう
なんてことを、考えないほうがいいんでしょうか、本当に?
まぁそれだけのことでしょう
所詮ではなく、だからこそ、どうにもならないからこそ、そうなのだろうから
と、またいつにもまして意味不明かつ、これまでも散々言ってきたことと被ってるだろうが、まぁそれはそれということで
■ネタバレ気味or蛇足話
ロングスパンで見ればなんだって~で、ショートスパンで見ればなんだって~だ
ですよねー
なんて感じかな
まぁ所詮娯楽マンガですよ、ええ
狙いに狙ってますよ、そりゃ色々とね
で、それの何が悪いと、うん、そんな感じ
あ、あと一巻の巻末マンガに一言
そいつらはオタクじゃない気がする
というか、オタクじゃないと思うよと
好きなだけの人、と趣味人は、やはり違うと思うから
そんな風に思ったり言ったりするやつがオタクだ、って気持ち悪い人ってやつだぁあああああ、こんちくしょうめ!!
■アフタヌーンにて2008年~連載中
現在三巻まで発売中
まぁ今回も素晴らしくまとまりなく支離滅裂でしたがこんなもんで、また会う日は来ますかね?
来なくていいよと思いますが