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川原正敏先生の「修羅の刻」です。
川原先生の代表作「修羅の門」の外伝的作品であり、陸奥を名乗る陸奥圓明流の継承者が歴史上の武芸者と立ち会うというものですが、相手のラインナップがすごい!
古くは、武蔵坊弁慶、平教経、近代武芸者だと、沖田総司、土方歳三、西郷四郎と名だたる武芸者を相手に、素手で立ち向かっている(素手対素手は、西郷四郎と雷電為右衛門のみ)
すべての話が面白いんだが、特にお勧めしたいのが四巻のアメリカ西部編。
この話は本当の外伝であり、陸奥圓明流の継承者は登場しない。
主人公は陸奥の名を継げず、開拓時代のアメリカ西部にやってきた雷(あずま)という男。
そして、この男は素手で戦わない!圓明流を捨てた者として、その業を使おうとしないのだ。
そして、ライバルとして登場するのは、ダッジシティーの保安官「ワイアット・アープ」。
そして最後には、あまりにも衝撃的な結末が・・・。
当時高校生だったオイラは、通学途中の船の中でこの話を読んで、人目をはばからず泣いてしまいました。
また、拾巻の源義経編のラストも涙なしでは語れません。
最後の写真は十三巻の写真ですが、この巻は表と裏があります。表は当然陸奥圓明流の話ですが、裏はもうひとつの圓明流の誕生について書かれています。(もうひとつの圓明流については「修羅の門」をご覧になってください)
テレビアニメにもなった名作であり、ぜひご一読を!!