『Because…』(若主瑛SS)~第5章~
皆様お久しぶりです…。 随分と久しぶりなうえ、SSがとても中途半端な状態で停滞してしまいました><。 すっかりGS3の色が濃くなってきて、私としても3のSSを書きたいと思っ

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『Because…』(若主瑛SS)~第5章~

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皆様お久しぶりです…。
随分と久しぶりなうえ、SSがとても中途半端な状態で停滞してしまいました><。



すっかりGS3の色が濃くなってきて、私としても3のSSを書きたいと思っているのですが…。

こんなに途中では自分を許せなくなってしまうので、ちゃんと完結させてからにしたいと思います。




間があいてしまったので、前話を載せさせていただきます><。

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以下二次創作です。
苦手な方はご遠慮ください。












「ストップ」


夕暮れ時の浜辺。意を決して自分の心境を目の前の彼に告げようとしたその時、彼の言葉と右手で制された。


「大丈夫、わかってるから。最後まで言われないとわからない程頭悪くないし。何かあったら相談しろよ!はね学のプリンスが直々に相談にのってやるからさ」


彼が紡ぐ言葉は、以前のように少しだけ憎まれ口が含まれていて、でもやっぱり少しだけ、切ないような音が感じられる。


課外授業以外で若王子先生と出かけるようになってからしばらくしての事。
家の前まで送ってくれた先生と他愛のない話をしていた時、偶然彼と遭遇してしまった。

いっぱい仲良くしてくれた、一緒にいろんな所に遊びに行った。
この人を好きになれたら、どんなに楽しかっただろう。そんな事さえ考えた事があった。


でも、私の心はどうしても、先生の事でいっぱいで、彼が私に向けてくれる優しい視線に罪悪感に近いものを感じてしまった。
そんな私の言葉を、想いを、彼は判ってくれた。
その上で、まだ友達としていてくれると言ってくれる。
その気持ちがうれしくて、ありがたくて、胸はまだ少し痛むけど、きっとすぐに笑い合う事が出来ると信じることにした。



そして私は、天の邪鬼ですぐに憎まれ口を叩いて私にすぐチョップをするけれど、たまにひどく優しい彼―――、佐伯君の後ろ姿を見送った。





次の日から、学校で会っても佐伯君は、以前の様に普通に挨拶してくれたし、廊下ですれ違っても普通に会話をしてくれた。
私に気を遣わせない、彼の優しさなのかもしれない。
彼の心遣いが嬉しかった。


そんな数日が過ぎたある日の事。

「あ、今日化学の課題提出日だ」

はたと大事な事を思い出した私は、クラスメイトに回収を促し課題を集め始めた。

その時、何人かが最後まで仕上がっていない為、少しだけ待ってて欲しいと泣きつかれてしまった。
私は一つだけため息をつき、教室で待つことにした。一時間だけという条件をつけて。


早く先生に会いたい。
HRで会ったばかりなのに、もうそんな想いが心を満たしていく。
でもどれだけ暇な待ち時間だとしても、先生に会えると思うと全然つらくなかった。

私はクラスのみんなが課題を終わらせるのを、とても穏やかな気持ちで待ち続けていた。




              *     *     *






化学の教科担当の奴が欠席だった為、担任の先生に課題提出を頼まれてしまった。
正直、今はまだ若王子先生と顔を合わせるのがつらい。

本当は判っていた。
あいつが、先生に恋をしているって事を。
その為に教科担当になった事も。
その為に勉強を頑張っている事も。

判っていたから俺は、あいつに近付いたんだ。

遠くに行ってしまわないように。
先生を思って時々見せる、あのつらそうな顔を見たくなくて。
あいつにはいつでも笑っていて欲しくて。
誰よりも俺の隣にいて欲しくて・・・。
二人きりの時間を作りたくて、機会を見つけてあいつと遊びに行ったりしてきた。

あいつの口から聞くまでは、俺にもチャンスがあると―――。
気付かないふりを続けて、あいつの傍に居続けた。
自分にこんなにも醜い感情があったなんて、今まで知らなかった。

けれど数日前。
ついにあいつ自身の口から告げられた。
告げられそうになった。
あいつの口から直接言われる前に、自分からその言葉を遮った。

あいつが誰を好きでもいい。
傍にいる事が出来ない、その方がつらいから・・・。

自分で『友達』の位置にいる事を選んだんだ。


それでも、つらい―――。


自分が恋をしている相手は、違う人間に恋をしている。
きっとずっと、この気まずさは消えないだろう。
その相手に俺は今から会いに行く。


「失礼します」


平全を装い、目的の場所へ入室する。
自分を偽る事に慣れているはずだと、自分に言い聞かせた。






To be continude…
  • │2010-08-02 20:10:52│ カテゴリー:日記│ コメント(0) │
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