『Because・・・』(主若瑛SS)~第2章~
真咲先輩ハピバです(≧ω≦)/♪ ホントはSS書こうかなとも思ったのですが、どうにも妄想が追いつかなかったので、今回は陰ながらお祝いすることに・・・><。 主若瑛SSの続きです!

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『Because・・・』(主若瑛SS)~第2章~

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真咲先輩ハピバです(≧ω≦)/♪
ホントはSS書こうかなとも思ったのですが、どうにも妄想が追いつかなかったので、今回は陰ながらお祝いすることに・・・><。

主若瑛SSの続きです!
若様の攻略の時はいつも王子が先に評価上がりますww

うれしいんだけど!
でも今回は若様狙いなのに!

って毎回やきもきしてます←


前回はこちら

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以下二次創作です。
苦手な方はご遠慮ください。










秋晴れが美しく京都の空を装飾している。



長時間バスに揺られ、固まっていた体をほぐす為、私は一つ大きく伸びをした。

「う~ん・・・、着いたぁっ!!」

高校生活において一大行事である修学旅行。
快晴に見舞われた今日は、待ちに待った自由行動の日だ。
逸る気持ちを抑えながら、『ホテルに荷物を預けに行く』というスケジュールに従い、羽ヶ崎学園一行は宿泊先のホテルへと向かう。



移動中、私は空を見上げて一つ大きく深呼吸した。
住み慣れた土地とは違う空気を胸いっぱいに吸い込んでみる。
空の色も、木々のざわめきも、全てが澄んでいる様な気がして、私は胸に小さな高鳴りを感じていた。




「それでは皆さん、楽しんで来てください」



ホテルに着き荷物を預け終わった後、学年主任の先生が告げたその一言が合図となる。
それまで大人しく指示に従っていた生徒達が一斉に、各々の目的の為に行動を開始し始めた。

「さて、私はどうしようかな?」

行きたい所はたくさんあるけど、ありすぎて何所に行こうか具体的には決めて居なかった。
“なんとかなるかな”と思っていた自分の無計画さに少し呆れてもいたんだけど・・・。


そんな時、視界に佐伯君の姿が入った。


「よう」
「あれ、佐伯君。どうしたの?」

彼にしては珍しく、少しだけ控えめに、戸惑った様子で私に話しかける。
何だろう?と不思議に思っていると、探るように彼が問いかけて来た。

「あのさ・・・。今日の自由行動、お前、まだ予定空いてる?」
「え?あ、うん、まだ特には」
「ラッキー。じゃぁ、一緒に周ろうぜ?行きたい所あるんだ」

心底安心したような表情を浮かべる佐伯君は、そのまま私の手を取って早急にこの場から離れる素振りを見せた。

「わっ!?ど、どうしたの・・・」

突然の事に少しびっくりした私。
ふと周りを見てみると、いつも学校で彼を取り巻いているファンの子達がキョロキョロと辺りを見渡していた。

その様子を見て私は一人『なるほど』と納得する。
きっと彼女達は佐伯君と一緒に周りたくて彼の事を探しているんだろう。


(佐伯君もいろいろ大変なんだなぁ・・・)

そんな事を考えながら、彼に手を取られたまま私達はホテルを後にした。



取り巻きの女の子達を撒いた私と佐伯君は、二人で京都の町をゆっくりと歩いて回った。
定番の金閣寺や清水寺を見て回ったり、『古時計』っていう情緒溢れた素敵な物を見て回ったり、途中彼のファンの女の子達と遭遇しかけ、隠れてやり過ごしたり。
本当に些細な事でお互い笑い合って、すごく楽しい時間が流れた。


そんな時、同じ羽ヶ崎の制服を着た女子生徒達とすれ違う。

「ねぇ、あっちに若様いるって!!」
「ホント!?一緒に周って下さいってお願いしてみようよ!」

すれ違い様にそんな言葉を私に残して・・・。



(・・・そうだよね。大切な人と思い出、作りたいよね・・・)


生徒に人気の若王子先生。
この修学旅行で、先生と一緒に思い出を作りたいって思ってる子達はきっとたくさんいる。


本当は、私もその中の一人。

でも私には、そんな勇気がなかった。


あの子達の様に気軽に先生の近くに行けばいいのだろうけど・・・。
この気持ちは特別すぎて、気軽に先生の近くに行く事すら、出来そうにもない。



特別だから、この想いを他の子達と同じと思われたくなくて―――。


そんな醜くて、自己中心的な考えが私の心を掻きむしっていく。
こんな想いを先走らせるわけにはいかなくて・・・。


だから私は、先生との修学旅行での思い出作りを諦めていた。



「どうした?」


考え事をしていた私を見て、不思議に思った佐伯君が声を掛けてきた。


「・・・ううん、何でもないよ」


暗い顔をしていたのかもしれない。心配したような彼の声がひどく優しく感じたから。
私は余計な心配をかけたくなくて、無理に笑顔を作り彼に向き直った。


「・・・なぁ。明後日の自由行動も、一緒に周らないか?」

窺うように私に問いかける佐伯君。
最近の彼は少しだけ様子がおかしい気がする。

天の邪鬼で意地っ張りな彼が、時々すごく優しい表情で私を見る。
まるで壊れ物に触るみたいに・・・。


何か悩んでる事でもあるのかな?


私はそんな佐伯君に二つ返事で言葉を返し、また明後日、この場所で待ち合わせと約束してそれぞれの部屋へ戻った。








気が付いた時には、部屋の照明が落とされていて、辺りは真っ暗だった。

(・・・あれ?私・・・・、いつのまにか寝ちゃってたんだ・・・)

4泊5日の修学旅行。
不慣れな土地に長期滞在の為か、私は自分が気付かないうちに相当の疲労を抱えていたようだ。


寝起きの体が水分を欲していた私が、自販機を探し求め部屋を出た時、ふいにワーワーと盛り上がっている声がどこからか耳に入ってきた。



「男子の部屋、えらい盛り上がってんなぁ!」
「?あ、はるひ」
「な、ちょっと覗いて見いひん?」


ややテンション高めのはるひが突如背後に現れて、私を騒ぎのする部屋へと誘おうとする。

けれど、疲れた体に鞭を打って、祭りのように盛り上がっているその部屋へ足を運ぶ気にはどうしてもならなかった私。
丁重にはるひの誘いを断り、自販機で当初の目的を果たしたら大人しく寝に入ろうと決意した。





(・・・あれ?)




数台の自販機が設置されている場所には、小休止が出来るように小さなソファが置いてあり、長方形に象られている窓に外の様子が映し出されている。


あまり人が行き来しない、そんな静かな場所に一人。
月の光を浴びているように、空を見上げている愛しい人の姿があった。





「・・・若王子先生?」




私の声に気が付いた先生は、ゆっくりと振り返り、私に向かって優しく微笑んでくれた。










To be continude・・・
  • │2010-01-24 21:00:07│ カテゴリー:日記│ コメント(2)
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