こんばんは。
蟹は隅々まで解体して食べます。まとらってぃです。( ・∀・)ノドモ!!
今日は自分の地元は湿度も高い。気温も高いという
いかにも大暑な1日でした。グッタリ
さてさて、7月ももう終盤にさしかかってきました。
ギリギリ気味になってしまいましたが、GS妄想倶楽部のお題提出です。
さおりん部長、遅くなってごめーん。
ネタはかなり前から浮かんでたんだけどね。遅筆で…。。・゚・(ノД`)・゚・。
他の部員の皆様の「夏の出来事」はこちらからどうぞ!
新入部員様も募集中です(σ´Д`)σZO!!
http://mp.i-revo.jp/user.php/teyrgsia/entry/225.html
今回は拙いSS付きでお送りいたします。
どうぞお付き合いください。┏(<:) ペコチョン
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「夏の出来事」
甲士園優勝という夢の一つを叶えたオレは
夏休みも残り少なくなった日曜日、マネージャーのアイツと森林公園に出かけた。
今日も朝から暑い。
空から降り注ぐ太陽は正に夏の日差しだ。
「今日も暑いね~。」
隣から少しのんびりした口調が聞こえる。
自分が思っていることと同じ事を言われたので少し驚いた。
「…あぁ、そうだな。でも、こういう暑さは嫌いじゃない。」
湿気があるとさすがにうっとおしく感じるが
カラッとした暑さはむしろ心地いい。
「ふふっ。私も!夏!って感じでいいよね。」
そう言うコイツの笑顔も太陽に負けないくらいに輝いて見える。
「あ、そうだ。勝己、アイス食べない?」
えへへ。とごまかすような笑い方をしている。
確かに日差しが強いから冷たいものでも食べたら少しは涼しくなるだろう。
「そうするか。じゃ、行こう。」
2人で肩を並べて歩き出す。何気に近いコイツとの距離をくすぐったく感じながら。
木陰の多い遊歩道を抜けるとちょうどアイスを売っている出店があった。
思い思いに好きなアイスを買う。
「私はスタンダードにバニラ!勝己はチョコなんだね。」
満足げに無邪気に笑っている姿は子供の様で面白い。
「ここ、暑いから木陰の方に戻ろう。」
「あ、うん。そうだね!」
店を後にして遊歩道に戻った。
やっぱり木陰は幾分涼しく感じる。
歩きながらオレは買ったアイスを口にした。
アイスの冷たさと甘さが気持ち良い。
「私も食べよっと。」
そう言って食べようとした時だった。
「うわぁーーーん!」
突然けたたましい泣き声が聞こえた。
前方を見ると男の子が泣いていて、
その足元にはアイスが落ちていた。
手には無残にもコーンだけが残っていた。
「もう!しっかり持って食べないからよ?」
と母親がたしなめている。
「また今度買ってあげるから。ね、ほら行くよ?」
母親は子供をつれて歩き出そうとするが
子供の方は諦めきれないようだ。
「ヤ~ダ~!アイス~!!」
顔をくしゃくしゃにして泣き止む様子はない。
すると隣を歩いていたはずのアイツが迷う事無く真っ直ぐに
その親子の元へ進んでいった。
「ね、僕?このアイスでよかったら食べない?」
そう言って自分の食べるはずのアイスを差し出した。
途端に子供の顔が今度は笑顔でくしゃくしゃになった。
「うん!食べる!おねーちゃん、ありがとー。」
「あの、いいんですよ。少しは我慢させなきゃ。」
と母親は1度断ったが
「気にしないでください。こういう事自分もやって、
その時すごくショックだったから…」
などというやり取りをしている間にアイスはもう子供の口に入っていた。
「やだ、この子ったら…もう食べてしまって…
ごめんなさいね。これでもう一度買いなおしてください。」
と母親は硬貨を差し出したが、アイツはそれを受け取らない。
「本当に気にしないでください。良かったね!僕。今度は落とさないようにね?」
「うん!ありがとー。」
「本当にすみませんでした。それでは失礼します。」
そう言って親子連れは立ち去っていった。
ニコニコと笑顔を浮かべながら手を振っている。
「お前…いいのか?」
「ん?何が?」
「自分の分あげちまったけど…。」
「いいのいいの!知らん振りしてる方がよっぽど気分悪くなっちゃうよ。」
コイツはいつもそうだ。
自分の事より人の事を優先させる。
しかも本人はそれが当然のように無自覚だ。
ためらう事無く動けるコイツを尊敬する。
そういう姿を見ると自分が小さい人間に思えるし、
それに自分が支えられているという事も感じた。
だからだろうか隣にいたいと望み、隣にいるだけで心地良く感じるのは。
「あ、そうだ!じゃあ、勝己のアイス一口もらっていい?」
唐突な申し出に一瞬思考が止まる。
一口もらう?
オレのアイスを?
それって…
その言葉を完全に理解できる前に腕を引っ張られた。
今まで自分が口にしていたアイスをぱくりと一口。
「!!!」
今度は完全に頭が真っ白になった。
「やっぱりチョコも良かったな~。美味しいね。」
こ…これは…いわゆる…アレというヤツだ。
間接……ダメだ。頭が混乱する。
無邪気に笑っているが…自分が何をしたのかわかって…
…ないんだろうな。この様子じゃ。
顔が暑いのは日差しのせいじゃない。
甲士園の打席だってこんなに脈は早くならなかったぞ。
「…はぁ。」
と、どうにか気持ちを落ち着けるように一息ついた。
そんなオレを見て少し不思議そうな顔をしている。
だから…
だから放っておけないんだ。
夏のある1日。それは他の人にしていればいつもと変わらない1日だったかもしれない。
けれど自分の心の中には確かな変化と決意が生まれた1日だった。
それにしても…コイツのこういう所、もう少し何とか…。
「ふぅ。」
また一つ。オレの口から溜め息が漏れた。
END
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妄想倶楽部に入部させていただく以前に、
個人的に妄想絵を描いた事がありました。
その時は逆に志波くんがデイジーのアイスを貰う。っていうカップル食いの絵を描いたんですけど、
http://mp.i-revo.jp/user.php/kykqzpqk/entry/47.html
今回のSSが浮かんだ時に、デイジーが子供にアイスあげる方がしっくり来るなぁ。
と思って逆バージョンのつもりで描いてみました。
いかがだったでしょうか?