襖|。・)ノ おこんにちわーアグリンでおます。
大リーグでは一足先に終わり、もうすぐ日本でもオールスターの時期がやってまいりましたね。
それにちなんで、今日はこんな話を1つ。
さてプロ生活20年以上といえば、超ベテランです。
現役では金本・矢野・下柳(阪神)がそうだし、現役最年長の工藤(横浜)に至っては今年で27年目だからとにかく凄い。
ってことは、そんだけ在籍していれば、日本シリーズはチームの成績次第で難しいでしょうが、オールスターならファン投票・監督推薦を問わず1回位は出場できる。
そう考えてもおかしくはないですよね。
ところが、プロ野球3大7不思議の1つにあがるように、両方とも1回も出たことがない選手もいるんです。
1963~84年まで、阪神~大洋(横浜)で22年在籍した捕手の辻恭彦選手です。
チームが優勝できなかったため、日本シリーズ出場はなし(正確には64年にリーグ優勝をしているが、1軍に登録されてなかったためと推測)。
だったらオールスターはというと、阪神では田淵幸一の控えとして、大洋では福島久晃の控えと万年第2捕手なので、ファン投票ではまず不可能。
71年、正捕手の田淵が故障で辻は全試合マスクをかぶり、実現するとすればこの年がチャンスだったが、オールスター直前の打率が2割弱では監督推薦でもムリであった。
こうして2つの晴れ舞台を経験できずに、ユニフォームを脱ぐことになるが、唯一の思い出となる“ビッグゲーム”をあげるならば、この試合でしょう。
73年8月30日、甲子園での阪神―中日戦で延長11回の裏、先発の江夏豊が自らのサヨナラホーマーでノーヒットノーランを達成したのだが、そのとき腰痛で欠場した田淵に代わって出場したのが辻だったのだ。
野村克也(現楽天監督)は南海~西武~ロッテと26年、3000試合以上も捕手を務めたが、1度もノーヒットノーランの経験がないからビックリ。
それをを思えば、実に幸運なことである。
投手でいえば、60年~79年まで近鉄一筋20年在籍した坂東里視もそうである。
79年にチームがリーグ優勝を果たしたものの、登板機会がなく(もしくは登録されなかったため)日本シリーズ出場の経験はなし。
自己最多勝利は55試合登板した68年に12勝あげたが、これでは監督推薦のお呼びもかからなかった。
正捕手にはなれなかった、エースにもなれなかった。サブ的な役割とはいえ、チームの戦力として欠かせないこの2人のような選手もいることを忘れてはいけないのです。
辻 恭彦
974試合 1998打数 418安打 打率.209 44本塁打 163打点 8盗塁
坂東 里視
579試合登板 79勝 98敗 11S 防御率3.69
この記事と書くにあたっての参考資料
毎度おなじみの
「プロ野球おもしろビックリ99の謎」(二見書房)
プロ野球記録博物館
http://www.lint.ne.jp/~lucky/brm/index.html