皆様、初めまして、前原雄大です。
暑い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか?
私は現在、大変体調の悪い日々を過ごしています。
と言うのも、先日(8月18・19日)にプロ連盟のメインタイトル戦・十段戦決勝が行われ、
http://www.ma-jan.or.jp/title_fight/10dansen.php 
そこで幸運にも優勝することが叶い、
その日から来る日も来る日も祝福してくれる方々と祝杯を重ねる日々が続いた為です。
元来、それ程アルコールに強くない私ですが、浴びる程という程度ではなく、
まさしく泳ぐ程飲みまくる日々が続いております。
それでも敬愛する友人達の喜びの誘いを受けると、
性懲りも無く、次の日もまた酒場へと繰り出してしまう私は全く愚か者ではあります。
私は月平均約200ゲーム程コンスタントに麻雀格闘倶楽部を打ち続けています。
この数字は麻雀プロの中でも、かなり多い方ではないかと思います。
と言うのも、私は麻雀格闘倶楽部をほとんどリアルの麻雀と同じ感覚で打っており、
悪手を打てばその後、展開は悪くなり、
逆に好手を選ぶことが出来れば、その後の展開はとても楽になります。
このことは、リアルの麻雀であっても麻雀格闘倶楽部であっても、
配牌・ツモ共に見事な程にランダムに組み込まれているものだと思っています。
そんな私が、七月・八月と本当に少ない回数しか麻雀格闘倶楽部を打っていません。
それは、十段戦の決勝戦に備えて、リアルの麻雀の回数を増やした為です。
では、リアルの麻雀と格闘倶楽部の麻雀が、一体何処が違うのかと述べるのならば、
つまるところは“指”の感覚なんです。
リアルであれ、バーチャルであれ、麻雀を頭で打つ部分は私の場合は同じです。
ただ、リアルの場合は、頭で考える部分よりも、
体で打ったり“指”の感覚で打つ部分の方が大半を占めるものなのです。
それは例えば、相手からリーチが掛かったりした時に、
本当に危険な牌は、“指”に、ピリッとした感覚が走るものなのです。
その感覚を養う為に、十段戦が終わるまで、
しばらくの間麻雀格闘倶楽部を休んで、リアル麻雀に勤しんだというわけです。
おかげさまで嬉しいことに、
十段戦を優勝という形で、締めくくることが出来ました。
もちろん、勝てたという喜びも大きいのですが、それに勝る喜びは、
優勝が決まった瞬間、大勢のギャラリーの方々の中で、
何人かの方達が、私の勝利に涙してくれたことです。
このことは、プロ冥利に尽きます。
どの世界であれ、プロと呼ばれるからには、
ファンの存在が在ってこそのプロだと思っています。
それは例えば、スポーツの世界であれ、映画を含む映像の世界であれ、
ファンの方々に支持され、感動されるという部分では全く同じことだと考えています。
今回の優勝は、そういう意味では、
過去のどのタイトル戦の優勝よりも際立った喜びが私の中に生まれました。
今後も、麻雀格闘倶楽部・リアル麻雀両方、
一所懸命やっていこうという気持ちを更に新たにしている、今日この頃です。
結局は、どの道であれ、一所懸命取り組んでいくしかないんじゃないかな、と思っています。
それは、ただ一所懸命麻雀を打つということではなく、
麻雀プロとは一体何なんだろうと一生懸命考え続け、
ファンの方々に何かを伝えていこうと考え続けることに、他なりません。
そのこと自体を、プロと呼ぶのではないかと今はそう思っています。
これからも、麻雀という自然にも似たそびえたつものに真正面から取り組んでいきたい、
心からそう考え続けています。