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一見しただけでは、ファンタジーなんだか伝奇ものなんだかラノベなんだか判別つかない表紙の本。
わたしもご多聞にもれず、アメリカ人の書いた中国風のファンタジーなんて、と偏見を持ってペラペラめくりはじめたのですが…
これがもう、出会ったことに感謝したくなるほどおもしろおかしくて、大満足でした。
田舎にくらす少年十牛の村で、ある日子供たちが昏睡状態の陥るという事件が起こる。
十牛は子供たちを救うため、老賢者に助けを求めるが…
というのがお話の導入。ありがちなRPG風と思うでしょ? どっこい、話は思わぬ方向へ進んでいきます。
いちおう舞台は唐代の中国ということになってますが、時代考証がむちゃくちゃでも気にしてはいけません。
ものすごくインチキくさいこと自体が、妙な味になってます。
訳者のひとがめちゃくちゃいい仕事してます。
小説読んでて声上げて笑ったのって、いつ以来だろう。
冗談を楽しめる人は是非どうぞ。
あ、あと漢字の名前がいっぱいでても音を上げないひと。